父の日記②
すっかりごぶさたしてしまいました。
父はまめに日記を書いていました。
行数は6行くらいですが、毎日欠かさず書いていたようです。
内容はごく簡単に、どこに行った、誰から連絡きた、など。
特に、銀行や郵便局、その他金融関係のことはきっちり書いてあり、これが今回とても助かりました。
それで思ったのが、
お金の流れ。細かいものはともかく、ある程度まとまった金額の出し入れは、通帳でも良いし、または、メモ帳でもいいので、まとめて書いておくと良いかもしれないなと。ネット銀行などは通帳が無いし。
父の日記、今回とてもとても助かりました。
でも一方で、ページをめくっていくと、父の日々の様子が垣間見えて、なんとも言えない気持ちにもなりました。
母は10年程前に亡くなり、一人暮らしだった父。
人付き合いも、もともと無かった、会社人間だった父。
庭いじりや日曜大工は好きだったので、家の中のことは小まめにやっていました。
日記からはそんな父の日常が、私の前に改めて映し出され、いろんな思いや感情が湧き上がってきました。
日記。
自分がこの世を去ったあと、家族がそれを見つけた時、家族はどのように思うのか。
簡単に処分することもためらってしまうだろうし。
そんなことまで考えさせられた、父の日記でした。